AIハッカソンに興味はある。
でも、
「で、ハッカソンって結局何するの?」
って思ってる人、たぶん結構いると思う。
というか、自分がまさにそうだった。
初めてAIハッカソンに参加したときは、そもそも「ハッカソン」という言葉自体をほぼ知らなかった。
AIも触り始めたばかり。
エンジニアでもない。
「みんなでコードを書き続けるイベントなのかな?」くらいのイメージしかなかった。
でも実際に行ってみたら、思っていたのとはちょっと違った。
もちろんイベントによって進め方は違うけど、何回か参加してみて、
「あ、だいたいこういうことをする場所なんだ」
というのが少しずつわかってきた。
この記事では、難しい説明じゃなくて、初心者だった自分から見えたAIハッカソンの流れをまとめてみる。
そもそもハッカソンって何?
ものすごくざっくり言うと、
限られた時間の中で、チームや個人で何かを作って発表するイベント。
これが一番近いと思う。
AIハッカソンなら、
- AIを使ったアプリ
- AIエージェント
- Webサービス
- 動画や映像作品
- 業務を便利にする仕組み
みたいなものを作ることが多い。
ただし、毎回同じではない。
スポンサーのAIツールを使うことが条件だったり、「このテーマについて何か作ってね」というお題があったり、完全自由だったりする。
たとえば、自分が参加したAI Film Hackathonでは、スポンサーのMagnificを使って作品を作ることが条件だった。
数時間で終わるものもあれば、丸一日、数日、数週間のオンライン開催もある。
自分が参加したものでも、3日間のものもあれば、約4時間で終わるものもあった。
だから「ハッカソン=この形」と決まってるわけではない。
まず最初に、テーマやルールの説明がある
当日は、いきなり
「はい、作って!」
ではなかった。
最初に主催者からイベントの説明があったり、スポンサー企業の紹介があったり、使えるツールの説明があったりする。
ここで、
- 何を作ればいいのか
- 何時までに完成させるのか
- 何を提出するのか
- 最後に発表があるのか
- 審査基準は何なのか
などを確認する。
初心者としては、この段階ですでに知らない言葉がいっぱい出てくることもある(笑)。
でも、全部理解してから参加しなきゃいけないわけじゃなかった。
わからないところは周りに聞いたり、チームができたら相談したりしながら進めていけばいい。
一人で来た場合は、チーム作りがあることも
これ、自分が参加前にかなり不安だったところ。
と思ってた。
でも、イベントによっては現地でチームを作れる。
自分が初めて参加したAIハッカソンでも、参加者がチームメンバーを募集できる仕組みがあった。
共有されたスライドに、
- 何を作りたいか
- 自分に何ができるか
- どんな人を探しているか
を書いてメンバーを募集した。
自分もそこに書いたし、会場でもマイクを持って、
「チームメンバーを探してます!」
と話した。
今思うと、ハッカソンに参加したことより、こっちの方が最初は緊張したかもしれない(笑)。
もちろん、最初からチームで申し込むイベントもあるし、一人で最後まで作る人もいる。
だから申し込む前に、
「一人参加OKか」「当日チーム編成があるか」
は確認しておくと安心。
このブログのイベント情報でも、確認できたものはできるだけ載せていく予定。
チームができたら、まず「何を作る?」を考える
ここからいよいよ制作。
……なんだけど、
実際はすぐにPCを開いてコードを書き始めるとは限らない。
むしろ結構長い時間、
「何作る?」
って話してたりする。
自分が参加したAI Film Hackathonなんて、かなりの時間をみんなでアイデア出しに使った。
「あれはどう?」
「それ面白くない?」
「でも時間ないよね」
みたいな話をしながら、どんどん方向が変わる。
この時間が自分はかなり好き。
技術力がなくても、
- アイデアを出す
- ユーザー目線で考える
- 企画を整理する
- 文章を作る
- プレゼンを考える
みたいに参加できる部分が結構ある。
だから、
「コードが書けない=何もできない」
ではなかった。
そのあと実際に作る
方向が決まったら制作スタート。
ここは本当にチームによって全然違う。
エンジニアがコードを書くこともあるし、Claude CodeやCodex、CursorみたいなAIコーディングツールを使うこともある。
画像生成AI、動画生成AI、デザインツール、データベースなどを組み合わせるチームもある。
初めて参加したAIAU Craft Dayでは、スポンサーのDevinとSupabaseを使って開発した。
そしてハッカソンだから、基本的に時間がない。
約4時間のハッカソンでも、実際に開発できた時間は約85分だった。
だから、
「完璧なものを作る」より「時間内に形にする」
という感じになることが多い。
自分も参加して初めて、
「え、もう発表?」
となったことが何度もある。
ほんと早い(笑)。
最後に発表することが多い
制作時間が終わったら、最後に成果物を発表するイベントが多い。
いわゆるデモやプレゼン。
- 何を作ったのか
- どんな問題を解決するのか
- AIをどう使ったのか
- 実際にどう動くのか
などを短い時間で紹介する。
自分が参加したイベントでは、発表は2〜3分、質疑応答も2〜3分くらいだった。
審査員がいて順位がつくイベントもあるし、賞金やスポンサー賞がある場合もある。
もちろん、ものすごいものを作ってくる人もいる。
初参加の自分からすると、
「え、同じ時間でこれ作ったの?」
みたいな人も普通にいる(笑)。
でも、それを間近で見られるのもハッカソンの面白いところだった。
じゃあ、初心者は何しに行くの?
自分は最初、
「何かすごいものを完成させないと、参加する意味がないのかな」
と思ってた。
でも今は全然そう思ってない。
もちろん入賞を狙って参加する人もいる。
仕事のために新しいAIツールを試したい人もいる。
エンジニア同士でネットワークを作りたい人もいる。
そして自分みたいに、
「なんか面白そうだから来た」
でも全然いい。
実際、自分の場合は作品そのもの以上に、
普段だったら絶対に話さないような人と話せること
がかなり大きかった。
エンジニア、学生、会社員、海外から来た人、AIを仕事で使っている人。
だから自分にとってハッカソンは、
AIを学ぶ場所でもあるけど、人に会いに行く場所でもある
という感じになってる。
技術がわからなくても、見てるだけで結構勉強になる
これも参加して初めてわかった。
全部理解できなくても、
「みんなこうやってAI使ってるんだ」
「こういうツールがあるんだ」
「こんな作り方するんだ」
というのを横で見ているだけで、かなり勉強になる。
あと、わからない言葉が出てきたら、あとでChatGPTに聞けばいい(笑)。
自分もハッカソンで初めて聞いた言葉やツールがかなりある。
その場で完全に理解できなくても、後からつながることが結構ある。
初参加なら「全部できなくて普通」くらいでいいと思う
初めて参加すると、
周りが全員すごく見えるかもしれない。
実際、すごい人もいる。
でも、ハッカソンに来ている人全員がAIの専門家なわけでもない。
初心者もいるし、非エンジニアもいる。
何より、自分も最初は
「ハッカソンって何?」
から始まった。
それでも行った。
そして今は、気づけば何回も参加してる。
だから最初から、
「ちゃんと活躍しないと」
「技術を覚えてから行こう」
と考えすぎなくてもいいと思う。
「ちょっと行ってみたい」なら、それで十分
AIハッカソンは、
説明を聞く → 人と話す → アイデアを考える → 何か作る → 発表する
ざっくり言えば、そんな場所。
でも自分にとっては、それ以上に、
知らなかった世界にちょっと入ってみる場所
だった。
初めて行く前は、何をするのか全然わからなかった。
でも、一度参加するとかなりイメージが変わる。
もし今、
「自分にはまだ早いかな」
と思いながらイベントページを見ているなら、初心者OKのイベントから一度参加してみるのもあり。
このブログでも、
- 初心者OKか
- 一人参加できるか
- 日本語か英語か
- チーム作りがあるか
など、初参加のときに自分が知りたかった情報をできるだけ整理して載せていく。
「よくわからないから行けない」じゃなくて、「これなら行けそう」に変わる情報を増やしていきたい。