AIハッカソンでチームを組んだら、自分一人では絶対にやらなかったことを、次々と経験することになった!

今回の挑戦は、動画制作。

しかも、いきなりベトナム語のAIナレーション付き(笑)。

日本語のAI音声生成さえやったことがなかったのに、最初の挑戦がベトナム語になるなんて、ちょっと想像していなかった。

かなり時間もかかったし、完成した動画は結局、最終的なピッチでは使わないことになった。

でも、それで全然いい。

むしろ、こんな経験ができてよかったと思っている。

今回は、Vietnam Japan AI Hackathon 2026での、ちょっと予想外だった動画制作の話。

2人チームでTop 16に進出!

以前の記事では、ベトナム語のオリエンテーションに戸惑いながらも、英語でチームメンバーを探し、2人チームを結成したところまで書いた。

その後、私たちのチーム「FrostLoop AI」は、Top 16に選出された!

開発しているのは、Amazon 販売の問題に取り組むAIエージェント。

私は実際にAmazonで商品を販売しているので、在庫管理の実務経験やビジネス面、デザインなどを担当。

チームメンバーは、AIエージェントの開発やバックエンドなど、技術面を中心に進めている。

そして、10月24日のPitch Dayに向けて、本格的な準備が始まった。

必要なのは、アプリの開発だけではない。

プレゼンテーションのスライド、説明動画、プロジェクトの要約資料など、準備するものがいろいろある。

私も途中までスライド制作に取り組んでいたけれど、最終的にはチームメンバーが中心になって仕上げることになった。

一方、私は紹介動画の制作に挑戦することに!

Canvaで47秒の紹介動画を作ってみた

最初に考えたのは、FrostLoop AIの機能を全部説明する動画ではなく、問題を印象的に伝える動画。

技術的な説明はピッチ本編でできるので、動画ではまず「どんな問題を解決しようとしているのか」を伝えたい。

Canvaを使って、画像、テキスト、ロゴ、音楽、ナレーションを組み合わせることにした。

FrostLoop AIのイメージカラーは、氷を思わせるブルー系。

ペンギンのキャラクターや、実際のアプリ画面も登場させた。

最初は5つの場面を考えていたけれど、編集するうちに、そんなにたくさん必要ないかも? と思い始めた。

最終的には4つの場面に整理。

オープニング、問題、売れ残り商品の廃棄に関する報道、そしてFrostLoop AIが目指す解決方法。

AIで生成した画像も使いながら、動画らしい動きや音楽を加えていった。

BGMには、ちょっと意外性のあるヒップホップ調の曲を選んだ。

こういう作業は、やり始めると細かいところが気になってくる(笑)。

初めてのAI音声生成。しかもベトナム語!

そして、今回一番新鮮だったのがナレーション。

CanvaのAI音声生成機能を使って、ベトナム語のナレーションを作った。

実は私、日本語でもAI音声を生成したことがなかった。

それなのに、いきなりベトナム語に挑戦することになった!

自分ではベトナム語の発音を十分に判断できないので、完成した音声を聞いても、言語としての正確さを細かく確認できるわけではない。

それでも、映像に音声を組み合わせると、一気にプレゼンテーション用の動画らしくなる。

ただ、ここからが結構大変だった。

ナレーションを入れると、その分だけ動画の長さが必要になる。

最初はもっと短くまとめるつもりだったのに、説明を入れていくうちに、どんどん長くなっていった。

音楽の音量も、ナレーションが聞き取りやすいように調整したい。

場面によってBGMを調整するため、音声を分割して編集する作業もあった。

短い動画でも、やることがこんなにあるんだ!

最終的に完成した動画は、約47秒。

かなり時間をかけて、ようやく完成!

でも、その動画は使わないことになった(笑)

10月18日、チームメンバーとの打ち合わせ。

そこで、47秒の動画についても話し合った。

結論としては、AIっぽさが強すぎるので、今回のピッチには使わないことになった。

せっかく時間をかけて作った動画。

もちろん、ちょっと「せっかく作ったのに」という気持ちはある。

でも、不満があるわけでは全然ない。

チームで一つのものを作っていると、途中で方針が変わることもあるし、自分が作ったものが全部採用されるとは限らない。

私は、それでいいと思っている。

なぜなら、動画を作った経験そのものは、ちゃんと自分に残るから。

ベトナム語のAI音声を作ったことも、映像とBGMを合わせたことも、場面の長さを調整したことも、全部初めての経験。

そもそも、一人で参加していたら、動画を作ろうとすら思わなかったはず。

だから、採用されなかったことよりも、新しいことをやってみる機会があったことの方が、私には大きかった。

ちなみに、なぜ、AIっぽさが強くなったかという理由は、分かっているんだ。一つは、著作権の問題で、英国のテレビで実際に報道された素材が使えなかったこと、もう一つは、ベトナム語ができないから、自動生成の音声。翻訳の内容が自然かどうかも、自分では全く分からなかった。

そして、動画制作はここで終わらなかった!

今度は自分が小さく出演する動画を作ることに!

新しい方針では、実際にAmazonで問題を経験した私自身が、その体験を動画で説明することになった。

今度はAIで生成したキャラクターやナレーションではなく、実際の人間が登場する動画。

しかも、その人間は私!(笑)

10月19日の夕方、OBS Studioを使って撮影した。

PC画面に実際のAmazonの手数料データを表示して、その横に自分のウェブカメラ映像を小さく入れる。

そして、日本語で説明する。

この動画で紹介したのは、2026年6月に実際に発生したAmazon 手数料。

私は以前、この問題に悩んでいたけれど、現在は解決済み。

FrostLoop AIを使って解決したという話ではない。

でも、実際にその問題を経験したからこそ、その対応がどれだけ面倒で、判断に時間がかかるかが分かる。

この経験が、今回のAIプロジェクトの出発点にもなっている。

撮影では、画面録画とウェブカメラを組み合わせたり、データを見せながら話したり、慣れないことがいろいろあった。

録画した映像はQuickTimeで必要な部分だけ切り出し、約20秒の動画にまとめた。

Canvaの動画とは、まったく違う作業。

また一つ、新しいツールを使う経験ができた!

前半はベトナム語、後半は日本語

10月20日時点では、この実体験動画をピッチのイントロダクションの後半、Part IIとして使用する予定。

前半のPart Iは、チームメンバーが制作を進めている。

全体としては、Amazon販売の問題を紹介した後に、実際にその問題を経験した私の映像を見せる構成になる予定だ。

今回のピッチは、基本的にベトナム語で進行する。

でも、私の動画は、あえて日本語で話すことにした。チームメンバーのおすすめで。

私は「英語の方が分かる人が多いんじゃない?」と聞いてみた。でも、チームメンバーの考えは逆だった。それはちょっと驚き!

必要な翻訳や字幕については、これからの最終調整になると思う。

そして動画の後は、私も約10秒、ベトナム語で自己紹介する予定!その後、チームメンバーがベトナム語で自己紹介し、スライドを使ってプロジェクトを説明する流れを考えている。

まさか自分が、ベトナム語で自己紹介することになるなんて。自分でやるといいだしたんだけどね。

練習中だよ。これも、Google翻訳で練習ができると分かった。当初は、セリフを彼に読んでもらって録音しようかと思っていたけど、不要だった。

ハッカソンに申し込んだときには、まったく想像していなかった(笑)。

なんでも、できる人と関わると、自分もできることが増えるね。

人と一緒に作ると、自分では選ばなかった経験が増える

今回の動画制作で改めて感じたのは、チームで何かを作ることの面白さ。

自分一人だったら、必要だと思わなかったこと。

今まで使ったことのなかったツール。

やろうとも思わなかった作業。

人と一緒に一つの目標へ向かっていると、そういうことが突然、自分の担当になる。

もちろん、新しいことは時間もかかるし、ちょっと疲れることもある。

今回の47秒の動画も、かなり時間を使った。

でも、その時間が無駄になったとは思わない。

最終的に採用されるかどうかとは別に、初めてのことに挑戦できた。それ自体が、私にとってはハッカソンの成果の一つ。

しかも、新しい経験は次につながる。

今度また動画が必要になったら、CanvaでAIナレーションを作る方法も分かるし、OBS Studioで画面と自分を一緒に録画する方法も、以前よりスムーズにできるはず。

今回のハッカソンでは、技術開発を担当する人と、ビジネスや実務経験を提供する私が、それぞれ違うことをしながら一つのプロダクトを作っている。

全部自分でできなくてもいいし、全部自分のアイデアが採用されなくてもいい。

むしろ、人と一緒に作るからこそ、自分の世界が広がる。

それが今、私がハッカソンに参加していて、とても楽しいと感じる理由の一つなんだと思う。

10月24日のPitch Dayは、もうすぐ!

まだ提出資料や動画の最終調整は続いているけれど、本番ではどんなプレゼンテーションになるのか、今から楽しみ!