国際AIハッカソンに申し込んでみたら、オリエンテーションが全部ベトナム語!

えっ、聞いてないんだけど……。

英語なら何とかなると思って参加したのに、説明が全然分からない。

「これは無理かも。もう辞退しちゃおうかな」

そんなところから始まった今回のハッカソン。

でも、そこから思いがけない展開に!

なんと、自分でチームメンバーを募集して、最終的にはAIエンジニアと2人のチームを結成することになった。

今回は、Vietnam Japan AI Hackathon 2026に参加してから、チームができるまでのドタバタ体験を紹介するよ。

きっかけはChatGPTからの紹介

今回参加したのは、ベトナムと日本を対象に開催される「Vietnam Japan AI Hackathon 2026」。

テーマは「Agentic AI for Sustainable Goals」。

チームでアイデアを提案し、審査を通過するとピッチや開発のステージへ進んでいく、選考型のAIハッカソン。

このイベントを知ったきっかけは、ChatGPTからの紹介だった。

すでに何度かAIハッカソンに参加していたこともあって、「国際ハッカソンも面白そう!」という気持ちで申し込んでみた。

一次審査もあるから、どこまで進めるかは分からない。

でも、まずは参加してみよう。

最初はそんな気軽な気持ちだった。

ところが、オリエンテーションでいきなり予想外の壁にぶつかることに。

えっ、オリエンテーションが全部ベトナム語!?

案内は全て英語表記だったし、イベント名にも「Vietnam Japan」と書いてある。

だから、英語か日本語でもある程度進行するんだろうと思っていた。

ところが、実際にオンラインのオリエンテーションに参加してみると……。

全部ベトナム語!

しかも、その場では英語や日本語のサポートが見当たらない。

何を説明しているのか、ほとんど分からない。

途中から翻訳字幕を表示できることが分かり、何とか内容を追えるようになったものの、ずっと字幕を読み続けるのはかなり大変。

そして、さらに驚く情報が。

最終プレゼンテーションはベトナム語。一次審査用のIdea Proposalもベトナム語で提出する必要があるらしい。

いや、ちょっと待って。

私、ベトナム語は分からないんだけど!

英語ならコミュニケーションできる。でも、ベトナム語となると話は別。

さすがにハードルが高すぎる気がして、今すぐ辞退したいと思った。

だったら自分がTeam Leaderとしてチームメンバーを募集?

どうしようか迷って、ChatGPTに相談してみた。

そこで提案されたのが、意外なアイデア。

だったら自分がTeam Leaderとしてチームメンバーを募集すればよい。

えっ、自分がリーダー?

確かに、自分は、やりたいプロジェクトのアイデアはある。

そのプロジェクトをだれかとやりたいとは思っていた。

また、以前参加したAIハッカソンでも、やりたいプロジェクトがある状態で、チームメンバーを募集して、チームメンバーになってくれた人がいた。

ただ、この状況では、自分がTeam Leaderになるのは無理だろうって感じはした。プレゼンベトナム語なんだし。

ChatGPTが英語のメンバー募集文を作ってくれた。参加者が集まるDiscordへ投稿するようにと。

とはいえ、すぐに聞き入れることはできない。

ちょっと、考えるよ。

結構勇気のいる作業。

でも、結論、やった。

それくらいはやってみようと。

既に掲載されていた募集も、3件ぐらい。

本当にここで、募集する場所、合っているのかな??

その不安も大きかった。

Discordでチームメンバーを募集したら、すぐに反応!

投稿すると、さっそく反応が!

最初の参加希望者からDiscord Callがかかってきた。

声が聞こえた。「Hello Hello 」

ところが、ここで小さなトラブル。

Discordのマイク設定ができていなくて、話せない!

まだDiscordに慣れていなかったので、結局その場では通話できず、チャットで後日にしようと伝えることに。

出だしからこんな感じ(笑)。

でも、その後、別の参加者から「一緒にやりたい」というメッセージが届いた。

これが本当に嬉しかった!

その人とは翌日Discordでビデオミーティングを行い、自分が考えているプロジェクトについて話した。

30分ぐらいと思っていたけど、結局1時間になった。

途中で、ベトナムの旅行の話とかしちゃったりして。私はちょうど2年前に初めて、ベトナムに旅行にいったんだ。ホーチミンとフエに。ベトナムは一人旅。とても楽しかった。

そして、話し合った後、このプロジェクト、やりたい?って聞いた。彼は、やりたいと言ってくれた。うれしかったよ。で、結果、この2人で一緒に挑戦することに。

このとき出会った人が、現在のチームメンバーになった。

さらに驚いたのは、その後も参加希望のメッセージが届いたこと。

最終的には、合計8人ほどからチーム参加の希望をもらった。 そのうち、7人は、AIエンジニアだった。また、5人は、ベトナム在住のベトナム人だった。

こんなに連絡が来るなんて、まったく予想していなかった。

最初はチームに入れるかどうか心配していたのに、今度は自分がチーム編成を考える立場になっている。

なんだか不思議な展開!

2人チーム? それとも3人以上?

一緒にやるメンバーは決まったものの、もう1人追加するかどうかで結構迷った。

候補には、日本在住のベトナム人大学生や、ベトナムからオンライン参加を希望するAIエンジニアもいた。

その中には、AIについてはまだ初心者でも、ベトナム語と英語を話せる人がいた。

今回のハッカソンではベトナム語でのプレゼンテーションが必要だから、これは大きな強み。

技術力だけじゃなく、語学力だってチームへの貢献になる。

一方で、人数が増えると調整も増える。

3人でミーティングをするなら、3人全員の予定を合わせなきゃいけない。

意見が分かれたときも、判断するまでに時間がかかるかもしれない。

私もチームメンバーも普段は仕事をしているので、そこは大事なポイントだった。

技術担当の負担を減らすためには、もう1人いた方がいいのでは、とも考えた。

でも、今のチームメンバーは、オンライン中心よりも実際に会って話しながら進めたいという希望を持っていた。

そして、いろいろ相談した結果……。

今回は2人チームで行こう!

最終的には、この形に決めた。

実際、2人だと話し合いも意思決定もスピーディー。

もちろん、人数が多いチームには別のメリットもある。

でも、今回の自分たちには2人という形が合っていたように感じている。

ハッカソンのチームって、単純に人数が多ければいいわけじゃないんだね。

今度は自分が「チームリーダーになってみたら?」と勧める側に

2人チームで進めることにしたので、他の参加希望者にはお断りの連絡をすることになった。

せっかく声をかけてもらったのに、ちょっと申し訳ない気持ちもあった。

その中に、日本とベトナムの両方で暮らした経験がある参加希望者がいた。

英語も上手で、ハッカソンへの参加意欲も高い。

でも、自分たちはもう2人で進めると決めた。

そこで、ふと考えた。

まだチーム編成の締切までは数日ある。

だったら、この人も自分でチームを作れるんじゃない?彼女は、AIスキルは、まだ使い始めたばかりだから、あまり貢献できないと言っていた。で、AIハッカソンは、初めての経験らしい。(Discord Callで10分ほど話をしたんだ。)

そこで、自分がTeam Leaderになって、AIエンジニアを募集してみてはどうかと提案してみた。

私がDiscordに投稿した英語の募集文も、コピーして、テンプレとして、必要な部分を変えて使っていいよ、と共有した。

さらに、日本とベトナムの両方で暮らした経験があるなら、その経験だからこそ気づける課題もあるかもしれない、と伝えた。

最初から完璧なアイデアを考える必要なんてない。

まずは、自分の経験から気になる問題を1つ見つけてみる。

そこからスタートしてもいいんじゃないかな。

その後、その人がチームを作れたかどうかは分からない。

でも、このやり取りはすごく印象に残った。

だって、少し前までの自分は「どこかのチームに入れてもらえるかな」と心配していたのに。

気づけば、他の参加者に「自分でチームを作ってみたら?」と勧めているんだから。

立場がすっかり逆転してる!(笑)

海外の参加者とのやり取りも面白かった

もう1つ印象に残ったのは、参加をお断りした人たちからの返信。

何人かの参加者は、こちらが断ったにもかかわらず、とても丁寧なメッセージを送ってくれた。

チームへの参加を検討してくれたことへのお礼や、プロジェクトの成功を祈る言葉まで。

自分だったら「了解!ありがとう!」くらいで終わるかもしれない。

だから、ちょっと驚いた。

これがベトナムの文化なのか、それぞれの人のコミュニケーションスタイルなのかは分からない。

でも、海外の参加者と交流すると、こういう小さな違いも面白い。

AIハッカソンって、技術を作るイベントであると同時に、いろいろな人との出会いの場でもあるんだなと改めて感じた。

無事に2人チームを結成! 次はいよいよプロジェクト制作へ

こうして、チーム登録の締切より約2日早く、2人チームの正式登録が完了!

最初はベトナム語が分からず、辞退しようかと悩んでいたのに。

まさか、自分がチームリーダーになって、ベトナム人のAIエンジニアとチームを作ることになるなんて。

本当に、やってみないと分からないものだね。

今回の経験で感じたのは、非エンジニアだからといって、AIハッカソンへの参加を諦める必要はないということ。

技術を作る人はもちろん大切。

でも、課題を見つける人、ビジネスの視点を持つ人、チームをまとめる人にも役割がある。

そして、最初は勇気が必要でも、ちょっと行動してみることで思いがけない出会いにつながることもある。

これから国際AIハッカソンに参加してみたい人や、チーム探しに迷っている人の参考になったら嬉しいな♪

さて、無事にチームは完成!

でも、本当の驚きはここからだった。

次回は、AIエンジニアと一緒にプロジェクト制作を始めた話。

実際の仕事で使っているデータを共有したら、想像以上のスピードでAI Agentのプロトタイプができていた話や、非エンジニアの自分がどう開発に関わっていったのかを紹介する予定。

国際AIハッカソンへの挑戦、まだまだ続くよ!


この記事は2026年10月11日時点の参加体験をもとに作成。Vietnam Japan AI Hackathon 2026の一次審査結果は、執筆時点ではまだ発表されていない。