自分が初めて「ハッカソン」という言葉を聞いたのは、2026年。

それまで、

ハッカソンって何?

という状態だった。

最初に聞いたときは、言葉自体がなんだか覚えにくかった。

でも、

Hack + Marathon

を組み合わせた言葉だと聞いて、

あ、なるほど。

と思った。

それから急に覚えやすくなった。

短い時間に集中して、みんなで何かを作る。

確かに、ちょっとマラソンっぽい。

そもそも「Hack」って何?

自分は最初、「Hack」と聞くと、ハッキングとか、パソコンへ不正に侵入するとか、ちょっと危ないイメージもあった。

でもハッカソンの「Hack」は、そういう意味だけではない。

ここでは、

技術やアイデアを使って、工夫しながら何かを作る

というニュアンスで使われている。

そこにMarathonの「長時間集中して取り組む」というイメージが合わさって、

Hackathon。

言葉の意味を知ったら、自分にはすごく納得しやすかった。

ハッカソンって、AIと一緒に生まれたものじゃなかった

自分は2026年に初めて知ったので、

なんとなく、

「AIが流行って出てきた新しいイベントなのかな」

くらいに思っていた。

でも調べてみると、全然違った。

「hackathon」という言葉は、少なくとも1999年には使われていた。

OpenBSDというオープンソースのプロジェクトでも、1999年6月にハッカソンが開かれている。

つまり、

自分が言葉を知るより20年以上前からあった。

ちょっとびっくりした。

自分にとっては2026年に突然現れた世界だったけど、その世界自体はずっと前から存在していた。

昔のハッカソンは、当然エンジニアの世界だった

初期のOpenBSD Hackathonは、開発者たちが集まって、実際にコードを書いてソフトウェアを開発する場だった。

今のように、

デザイナー、

事業を考える人、

マーケティングの人、

学生、

非エンジニア、

まで広く参加するイベントとは、かなり雰囲気が違ったと思う。

もちろん今でも、技術力の高いエンジニア向けのハッカソンはたくさんある。

自分が参加したイベントでも、

これは自分とは全然レベルが違うな

と思うような参加者は普通にいた。

だから、

「今のハッカソンなら誰でも簡単に参加できる」

という話ではない。

イベントによって全然違う。

それでも、参加する入口は広がってきたと思う

一方で、昔と今では「作るための道具」がかなり変わっている。

まず、low-codeやno-code。

全部のコードを自分で書かなくても、画面上で部品を組み合わせながらアプリを作れるようになった。

そして今は生成AIがある。

自分が、

「こういうものを作りたい」

と普通の言葉で説明すると、

AIがコードを書いたり、

エラーを直したり、

次に何をすればいいのか説明してくれたりする。

もちろん、それだけですべてができるわけじゃない。

AIが間違うこともあるし、自分では分からなくて止まることもある。

でも、

コードを書けない=何も作れない

ではなくなってきた。

これは、自分にとってかなり大きかった。

「Vibe Coding」という言葉まで出てきた

2025年2月には、Andrej KarpathyがXで「vibe coding」という言葉を使った投稿をしている。

自然な言葉でAIに指示を出しながら、コードを書いてもらって開発していくようなスタイル。

自分も最初、この言葉を聞いたとき、

そんな作り方でいいの?

と思った。

でも実際、自分もAIを使いながらアプリを作るようになった。

自分の場合は、ChatGPTにプロンプトを書いてもらって、それをClaude Codeにコピペしながら作っている。

コードを全部理解しているわけではない。

でも、

何を作りたいのか考える。

AIに伝える。

出てきたものを見る。

違ったら直してもらう。

また試す。

そうやって少しずつ形になっていく。

ハッカソンで求められるものも、コードだけじゃない

実際にいくつかAIハッカソンへ参加してみると、

必要なのはコードを書く人だけじゃなかった。

何を作るか考える人。

ユーザーの困りごとを考える人。

アイデアを整理する人。

発表する人。

英語でコミュニケーションする人。

チームをまとめる人。

もちろん技術力がある人は強い。

これは間違いないと思う。

でも、

エンジニアじゃないから何もできない

とも思わなくなった。

自分自身、エンジニアじゃない。

それでもチームに入って、

一緒に考えて、

AIを使って、

何かを作って、

発表まで参加している。

数日前まで「ハッカソン」という言葉すら知らなかった

これが自分には一番おもしろい。

初めてAIハッカソンに参加したとき、自分はその数日前まで、

「ハッカソン」という言葉すら知らなかった。

そして参加した会場には、当然ながら本物のエンジニアがたくさんいた。

自分みたいな非エンジニアは、

絶対浮くけどね。

でも参加はできた。

そして、そのあとまた別のハッカソンにも参加した。

気づいたら、

「次はどんなハッカソンがあるんだろう」

と探すようになっていた。

昔からあった。でも、自分にも入口が見えるようになった

ハッカソンそのものは新しくない。

ずっと前からあった。

変わってきたのは、

そこへ入るための道具や入口なのかもしれない。

オンラインでイベントを見つけられる。

知らない人とチームを組める。

low-codeやno-codeがある。

そして生成AIに普通の言葉で相談しながら、実際に何かを作れる。

だから、自分みたいに、

「エンジニアではない」

「コードもよく分からない」

「そもそもハッカソンって何?」

というところからでも、

以前より参加を考えやすくなっていると思う。

もちろん、イベントによって難易度は全然違う。

だからこのブログでも、

初心者OKなのか、非エンジニアでも参加できるのか、チームはどうなるのか

というところまで、できるだけ分かるようにしていきたい。

数年前の自分だったら、ハッカソンなんて完全に自分とは関係ない世界だった。

今はそこに普通に参加している。

AIが変えたものって、技術そのものだけじゃなくて、

「自分にも作れるかもしれない」と思える人の範囲

なのかもしれない。