東京で開催されたAIハッカソンに参加して、ふと不思議に思ったことがある。

日本で働いている海外出身のエンジニアって、どういう経緯で日本に来たんだろう?

これまで英語中心のAIハッカソンには3回参加した。

毎回いろいろな国の人が集まっていて、英語が飛び交う。

日本で開催されているイベントなのに、なんだか海外のイベントに参加しているような雰囲気。

最初は、AIを使って何かを作ることに夢中だったけれど、参加を重ねるうちに、そこで出会う人たちのことも気になるようになった。

同じ会場にいても、来た理由はいろいろ

2026年10月17日のTokyo Agent Hackathonでも、海外出身の参加者たちと話す機会があった。

私が会話した人たちには、すでに日本でエンジニアとして働いている人もいれば、学生もいた。

日本に来た経緯も、働き方も、それぞれ違うようだった。

ある人は、学生時代に日本へ来て、その後、日本で仕事をするようになったと話してくれた。

別の人は、日本へ来る前に仕事を見つけていたという。

また、短期間、日本語を勉強するために海外から来ていた人もいた。

なるほど!

日本で働いている人もいれば、別の目的で日本に来ている人もいる。

そして、同じ「海外出身で、日本で働いているエンジニア」でも、日本に来るまでの道筋は一つじゃないんだね。

考えてみれば当たり前のことかもしれない。

でも、実際に本人から話を聞くと、それまで漠然としていたことが、急に身近に感じられる。

びっくりしたのは、就職やキャリアへの関心

今回、もう一つ驚いたことがあった。

それは、ハッカソンの会場で、就職やキャリアに関する話題を思った以上に耳にしたこと。

私は普段、ハッカソンをAIの勉強やアプリ制作、新しい人との交流を楽しむ場所として考えている。

もちろん、それだけでも十分楽しい!

でも会場では、仕事を探していることを話す参加者がいたり、企業の人とキャリアについて話したりする場面もあった。

発表された作品の中にも、日本での就職活動を支援するサービスがあった。

これが、私には新鮮だった。

「そうか。ハッカソンって、就職やキャリアのためのチャンスにもなるんだ!」

そんなふうに思った。

考えてみると、企業の人と直接話せたり、自分が作ったものを発表できたりするイベントは、技術者にとって貴重な機会なのかもしれない。

もちろん、参加者みんなが仕事を探しているわけではない。

ただ、同じハッカソンに来ていても、参加する目的は人によってかなり違うんだと感じた。

日本はエンジニアが足りない? でも仕事を探している人もいる?

就職支援のアプリを紹介する発表では、日本のエンジニア不足についての数字も出てきた。

私はそれを見て、ちょっとびっくりした。

日本にはエンジニアがたくさんいると思っていたから。

でも同時に、会場には日本での仕事やキャリアに関心を持つ人たちもいる。

人材が足りないという話と、仕事を探す人がいるという話。

一見、矛盾しているようにも感じた。

ただ、必要とされるスキル、経験、言語、働き方などが違えば、単純に人数だけでは説明できないのかもしれない。

日本のIT人材不足が実際にどのくらいなのか、外国人エンジニアの採用事情がどうなっているのか。

そこは、まだ私自身もよく分かっていない。

今回のハッカソンは、そのことをもっと知りたいと思うきっかけになった。

仕事の話から、その人の人生の話になる

今回、参加者と話していて楽しかったのは、技術の話だけじゃなかった。

どうして日本に来たのか。

日本に来る前に仕事を見つけたのか。

日本ではどんな仕事をしてきたのか。

そんな話を聞いていると、一人ひとりに違う経験があるんだなと思う。

特に印象に残っているのは、日本に来る前に仕事を見つけていたと教えてくれた人との会話。

とてもにこやかに話してくれて、私も楽しかった。

こういう出会いがあると、またハッカソンに参加したくなる(笑)。

もちろん、短い会話だけで、その人の仕事や日本での生活についてすべて分かるわけではない。

でも、普段なら聞く機会のない話を聞けること自体が、面白い。

そういえば、自分も海外で働いたことがあった

そんな話をしていて、昔の自分のこともちょっと思い出した。

私は以前、アメリカに1年間留学したことがある。

その後はいったん日本で就職し、そこから別の仕事を通じて海外で働くことになった。

だから、今回出会った人たちとは、海外で働くまでの経緯がかなり違う。

でも、考えてみると、海外で働くための道筋って本当にいろいろあるんだね。

留学をきっかけにその国で働く人もいる。

先に仕事を見つけてから海外へ行く人もいる。

私のように、日本で就職してから別のルートで海外へ行く人もいる。

今まであまり意識していなかったけれど、今回の会話でそんなことを考えた。

日本で英語を話す場は、世界の人が集まるんだ。

そういえば、もう一つ面白いことに気づいた。

以前、海外に住んでいたとき、日本語で話す場に行くと、周りにいるのはほとんど日本人だった。

まあ、当たり前といえば当たり前なんだけど(笑)。

でも今回のように、日本で英語を話す場に行くと、世界のいろいろな国から来た人たちが集まっている!

すごい!

日本にいながら、いろいろな国の人と英語で話している。

考えてみれば、ちょっと不思議な感じ。

海外へ行かなくても、こんなふうに国際的な交流ができるんだね。

英語中心のAIハッカソンに参加する楽しさを、また一つ発見した気がする。

AIハッカソンで出会うのは、技術だけじゃない

最初は、AIを使って何かを作りたくて参加していたハッカソン。

もちろん、今でもそれが大きな楽しみ。

でも、参加するたびに、思いがけない発見が増えている。

新しいAIツールを知る。

知らなかったアプリのアイデアを見る。

初めて会った人とチームを組む。

そして、その人たちがどんな経験をして、今ここにいるのかを少し知る。

今回は特に、日本で働く海外出身エンジニアたちのことが気になった。

どうして日本を選んだんだろう?

どんな仕事をしているんだろう?

ハッカソンには何を求めて来ているんだろう?

まだ分からないことだらけ。

でも、だからこそ面白い!

AIハッカソンは、新しい技術だけでなく、普段なら出会わない人や、その人たちの世界を知る場所でもある。

今回、そんな楽しみを一つ発見した気がする。